蒸発した梅雨  

reIMG_4986.png 
まだ梅雨も来てないのに夏がフライングでゴールしてきたような暑さが続くと、流石に気が滅入る。

多少湿気があっても、空から水が降ってくる方が精神的には楽なのかもしれない。

半年も冬の装いでいた体にいきなり夏が来てみると、意外と着る服が無い。

正確に言えばあるけど、去年どんな組み合わせで着ていたかが全く思い出せない。

どうも僕は年に1度、ファッション関連の記憶がリセットされるらしい。

そう思うと確かに例年服装のセンスがガラッと変わるし

そろそろ冬物を出そうとか、春物を出そうとか、人生でそういう事をした覚えが無い。

本当に去年の今頃は、どんな服装をしていたっけな。

そんな事を考えるよりGUにでも行った方が安いし、流行り物にも手が出せるのでそっちの方が楽。

季節の変わり目になると服で金が溶ける女の子が多いような気がするけど、多分こういう感覚なんだろうなと思う。

今年の春は趣味でスーツみたいな服装が多いのだけど

背広はどんな服よりも日光を防いでくれる上に風通しも良いので、多分身の回りで半袖で暑がってる人たちより、自分の方がいくらか快適だと思う。

マスターキートンの話は正しかったんだなと思うけど

やっぱり湿気が高いと脱ぎたくなるので、本当の所はいつか砂漠で遭難した時に試すことにしよう。

category: 未分類

tb: 0   cm: 0

  

reIMG_3312.png
都会で誕生から人生の最盛期まで体験すると、都会の有象無象に懐かしさを感じることがある。

深夜のコンビニの妙な安心感とか、夕立で舞い上がった砂埃の匂いとか。

地下鉄の入り口の台風みたいな風なんてのも

文字に書かれると、どこか懐かしいような気がする。

大学生になって、次は何が懐かしくなるのだろう。

暗室の酢酸の匂いだろうか。

6月のぬるい雨だろうか。

深夜のゲーセンへ自転車を漕いだ時の風だろうか。

それとも彼女と初めて会った日の蒸し暑さだろうか。

多分、全部だろう。

都会のどこに居ても故郷の匂いがするし、その匂いはきっと排気ガスと舞い上がった塵の集大成なのだろうけど

やはり、なにもかも、どうしようもなく懐かしいのだ。

category: 未分類

tb: 0   cm: 0

減るもの  

reIMG_2957.png
深夜にパッチリと目が覚めて、時計を見ると1時で

寝るに寝れないからトイレに行って、親が寝ている中テレビを点けて

暗い部屋で妙な内容の深夜番組を30分ほど見た後

「寝るか。」と呟いて寝る刹那的な時間が好きだったんだけど

僕はもう、1日という概念から剥離したあの未知の数十分に触れることは出来ないようだ。

人生のチャンネルが一つ減った。

こうして感覚の消費を繰り返す事が、生きる事なのだとすれば、人生最後の未体験は今際の際なのだろう。

日の出まで3時間を切った。

何となく、太陽は寝るまで昇らないと思っていた

小学生の頃を思い出して、また悲しくなった。

可能ならば一生、未知はあってほしい。

category: 未分類

tb: 0   cm: 0

  

reIMG_2603.png
ノイズキャンセリングイヤホンという実に3万円のデジタル耳栓を買ったのだけど、使っている内に気がついたことは、どうも人間「音を聴く」という行為には、相当な体力を使うようだ。

20年もその行為を行為とすら認識していなかったし、昔から何か作業をする時は音楽をかけると捗ったり、寝る時はテレビを点けたままにすると落ち着いて寝られると思っていたけど、本当に求めていたのは、とにかく静かな世界だったようだ。

category: 未分類

tb: 0   cm: 0

  

resize0083.jpgresize0081.jpg 
ここのところ、時間が経つのが随分早い。
もう一度晴れの日に撮ろうと思っていたらいつの間にか枯れてたし、帰ってからブログを更新しようと思ってたら、1ヶ月経ってしまった。

category: 未分類

tb: 0   cm: 0