減るもの  

深夜にパッチリと目が覚めて、時計を見ると1時で、寝るに寝れないからトイレに行って、親が寝ている中テレビを点けて、暗い部屋で妙な内容の深夜番組を30分ほど見た後、「寝るか。」と呟いて寝る刹那的な時間が好きだったんだけど、僕はもう、1日という概念から剥離したあの未知の数十分に触れることは出来ないようだ。人生のチャンネルが一つ減った。
こうして感覚の消費を繰り返す事が、生きる事なのだとすれば、人生最後の未体験は死なのだろう。

日の出まで3時間を切った。
何となく、太陽は寝るまで昇らないと思っていた小学生の頃を思い出して、また悲しくなった。
可能ならば一生、未知はあってほしい。できれば死ぬ事以外で。

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